株式会社上池解体興業(ボッコス)

家の解体工事スケジュールは?全体の流れやかかる日数の目安を解説

家の解体工事スケジュールは?全体の流れやかかる日数の目安を解説

家の解体工事スケジュールは?全体の流れやかかる日数の目安を解説

 

家屋解体の全体スケジュールは、一般的に「1〜3ヵ月」かかります

 

家の解体を検討されている方のなかには
「解体工事の期間はどれくらいかかる?」
「解体の予定が変更されることはある?」
と、解体スケジュールに関して疑問や不安がある方も多いのではないでしょうか。

 

そこで本記事では、家屋解体における「契約前・着工前・工事施工中・解体後」のスケジュールを、解体業者の目線から紹介します。また解体工事のプロである「株式会社上池解体興業」がスケジュールが変更になる原因についても、わかりやすくまとめていますので、参考にしてみてください。

 

 

家解体のスケジュール【業者探し~契約】

 

 

家屋解体業者との本契約に至るまでには、「約1ヵ月」を見ておくと良いでしょう。
では、「
家解体業者探しから本契約までのスケジュール」について、以下の4つを紹介します。

 

 

また、それぞれの期間目安もあわせて確認してみましょう。

 

 

1.解体業者探しと選定:1〜2週間

 

家の解体が決まれば、まずは業者のホームページ等を参考にしながら、依頼する解体業者を探しましょう
解体業者探しは、施主自身が行うことのなかでもっとも時間をかけるべき工程です。
なぜなら選ぶ工程を怠ると、スケジュールどおりに進めてくれない悪質業者にあたってしまう可能性も。そのため複数の業者を比較する時間は、「1週間以上」設けることをおすすめします。

 

そして3〜5社ほど気になる業者をピックアップし、電話やメールなどから問い合わせをしましょう。電話であれば即日対応可能ですが、メールの場合には問い合わせから3日以上かかる場合もあるため注意してください。

 

 

2.現地調査:3〜7日

 

解体業者は依頼をいただいてから、解体予定の家がある現場へ実際に赴き「現地調査」を実施します。現地調査では、解体する建物の規模や構造などの確認を行っていきます。

 

また現地調査は問い合わせ後、「翌営業日〜1週間以内」に出向き、調査自体は半日程で終了です。

 

なお設備や埋設物の扱いについて相談が必要な場合に、「施主の立ち会い」が必要になるケースがあります。そのため問い合わせの際に、立ち会いが必要かどうかを確かめておくと良いでしょう。

 

 

3.見積もり提示:1〜2週間

 

現地調査に基づいて、家屋解体の見積もりを提示します。見積書の受け取りをメールで希望する場合には「3〜4日程度」かかり、一方で郵送の場合には「1週間程度」かかります。そのため早めに業者を決定したい方は、メールでの受け取りがおすすめです。

 

なお見積もりの有効期限は一般的に「契約日もしくは着工日から1〜6ヵ月間」と長期間であるため、他社の見積もりと比較しながら時間をかけて検討できます。

 

 

4.本契約:1日〜1週間

 

契約の連絡をいただき次第、「本契約」の案内を伝えます。本契約時には正式な契約書の締結はもちろんのこと、施工日や工事内容などの具体的な打ち合わせを行います。

 

問い合わせ後から本契約までは、早ければ「2週間以内」に終わるでしょう。

 

 

家解体のスケジュール【着工まで】

 

 

解体前にもいくつか準備工程を経て、スムーズに進めば契約開始から「約5日後」には解体工程に入ります。こちらでは「契約後から家解体着工前までのスケジュール」について以下の3つを紹介します。

 

 

解体工事が始まるまでに、「どれくらいの日数がかかるのか」についても確認しておきましょう。

 

 

1.解体関連の書類提出:1〜3日

 

建物を解体する前には「解体工事届出」と「道路使用許可申請書」を提出しなければなりません解体関連の書類は業者側で作成し、施主は書類の確認と押印のみの手続きで済む場合が一般的です。

 

なお「解体工事届出」は、家屋解体着工日の7日前までの提出が建設リサイクル法にて義務付けられています。そのため自分で提出することになった場合には、期日内に提出できるように段取りを進めてください。(出典:「建設リサイクル法の概要」|環境省)

 

 

2.近隣への挨拶:1日程度

 

解体前には、解体業者が近隣住宅へ直接向かい挨拶をします。解体前の挨拶回りは近隣の方から工事に対する理解を得る目的があり、解体に関する苦情やトラブルを減らすうえで重要な工程です。

 

基本的に業者のほうで行いますが、挨拶回りの内容を知っておきたい場合や、自分でも挨拶回りをしたい場合には、業者に相談してみると良いでしょう。

 

 

3.解体工事着工    

 

書類提出や各種手続きが完了すれば、業者が作成した施工スケジュールに沿って解体工事が開始されます。

 

 

家解体のスケジュール【施工中】

 

 

家の解体は細かく手順に分けて実施されるため、解体工事中の全体スケジュールは「1〜3週間程度」かかります。こちらでは「家解体施工中のスケジュール」について、以下の8つの流れに沿って紹介します。

 

 

なお解体する建物の構造や立地条件によっては上記の手順で行われないケースもありますので、1つの参考としてご覧ください。

 

 

1.足場設置と養生:1日程度

 

まずは足場の設置と養生の組み立て作業から始めます。足場は高所作業のために必要なものです。また養生工程では、解体作業で発生する「ホコリやチリ、音」が外へ漏れるのを防ぐために建物全体をシートで覆います。

 

解体する家が大きい場合には足場の組み立て作業に時間がかかるため「2日以上」要する場合もありますが、一般的な2階建て木造住宅であれば「1日程度」で終了します。

 

 

2.家の中の家財撤去:1日程度

 

解体する家の中に家電や家具などの家財が残っている場合には、解体前に解体業者の方で撤去します。家財撤去は施主に「捨てて良いか」の確認を経ずに処理される場合が大半ですので、大切なものや売りたい不用品がある場合には、事前に片付けておきましょう。

 

家財の量にもよりますが、「1日程度」で搬出から処分作業まで完了します。

 

 

3.屋根解体:1〜2日

 

基本的に、家の解体工事は屋根や瓦など上の方から取り壊していきます
まずは手作業で瓦を1枚ずつ取り外します。そして瓦撤去後は、「ルーフィング」と呼ばれる屋根部分の下地を撤去。屋根部分は素材が異なる場合も多いため、きちんと分別をし「産業廃棄物」として処理します。

 

屋根の解体は手作業で進める手間があるため、「1〜2日程度」かかります。

 

 

3.内装解体:3日程度

 

屋根解体の次は、家屋内装部分の撤去に取り掛かります。電気やドア、ガラス窓などを手作業で解体していきます。

 

内装解体後のガラスや木材などの廃材は、建設リサイクル法に従い分別します。人力での解体作業と分別処理に時間がかかるため、「3日程度」必要です。

 

 

4.建物本体の解体:3〜7日

 

屋根と内装の解体が終わったら、いよいよ建物本体の解体工程です。まず柱や梁などの構造体を重機を使って解体し、残りの壁や床を取り壊していきます。

 

重機の搬入を含めると、建物本体の解体には「3〜7日」かかります。

 

 

5.建物基礎の撤去作業:2日程度

 

家自体を撤去すると、建物を支える「コンクリートの基礎」が出てきます。基礎は重機で崩し、コンクリートがらとして処分します。

 

また、基礎解体後には重機を搬出する工程もあるため「2日程度」必要です。

 

 

6.産業廃棄物の処理:1日程度

 

解体中に発生する金属や木くずなどの「産業廃棄物」は許可を受けた業者による処理が必要なため、基本的には解体業者が処理します。

 

細かい木片や釘、がれきなどを人手で収集・分別する必要があるため、「1日程度」かかります。

 

 

7.土地の整備と清掃:1日程度

 

最後に解体後の土地を平らにするために整備をします。整備工程では専用の重機やトンボを用いて、デコボコの地面を踏み固め均します。

 

なお単に平らに整備する方法だけでなく、砂利を敷き詰める整地方法や、アスファルト舗装を依頼できるケースも。土地の利用が決まっている場合には、整備方法を解体業者と相談しておくと良いでしょう。

 

また整備工程では、建物の杭や大きな岩などの「地中埋設物」が残っていないかどうかも、あわせて確認します。見つかった場合には、埋設物を撤去するための工期が追加されます。

 

そして整備後には、重機の移動等で利用した道路や、周辺のスペースの泥や砂埃などをきれいに清掃すれば完工です。

 

 

家解体のスケジュール【~工事完了後】

 

 

解体工事が完了したあとにも手続きがあります。こちらでは「家解体工事完了後のスケジュール」について以下の2つを紹介します。

 

 

 

引き渡し・支払い請求:1〜3日

 

解体後の土地を確認いただき、問題がなければそのまま引き渡しになります。最終確認時には、「希望通りに整備されているか」「廃棄物が何も残っていない状態か」を確認してください。

 

また引き渡し完了後には支払いの請求がされるため、「1週間以内」に支払いを済ませましょう。追加費用がかかった場合には見積もり段階の金額と異なりますので、しっかりと確認してください。

 

 

建物滅失登記に必要な書類の郵送:1日〜1週間

 

建物滅失登記の申請に必要な書類を、解体業者の方から「約1週間以内」に郵送します。郵送物が届いた際には、以下の3つの必要書類があるか必ず確認しましょう。

 

 

これらの書類を用いた建物滅失登記申請の手続き内容は、こちらを参考にしてください。

家の解体工事に必要な手続きは?損をしないための注意点も解説

 

なお解体後から「1ヵ月以内」が申請期限であるため、1週間以上経過しても業者から必要書類が送られてこない場合には、早急に業者へ連絡するようにしましょう。

 

 

家の解体スケジュールが変更になる主な原因2つとその対策

 

 

スケジュールどおりに進めていても、やむを得ない理由で変更になるケースがあります。こちらでは「家の解体スケジュールが変更になる主な原因2つとその対策」について紹介します。

特に初めて解体工事を依頼する方は、事前に確認しておきましょう。

 

 

悪天候

 

多少の雨ぐらいではスケジュールの変更は発生しませんが、台風や大雪など「悪天候」では工事が行えません。そのため悪天候が続く場合には、工期が延長されてしまうケースも多くあります。

 

悪天候によるスケジュール変更を避けるためには、天気が安定しやすい時期の「3〜5月もしくは9〜11月」に依頼すると良いでしょう。

 

 

工事内容の大幅な変更

 

手壊しでの作業が必要となった場合や、地中埋設物が見つかった場合には工事内容が大幅に変更になります。工事内容の変更にともない、スケジュールも延長されてしまうケースが珍しくありません。

 

特に現場調査を実施しない業者に依頼すると、工事内容の変更が発生しやすい傾向にあるため、必ず現地見積もりをする業者と契約するようにしましょう。

 

 

家屋建て替え工事を含むスケジュールもチェック!

 

 

家屋建て替え工事を含む場合の全体スケジュールは、「7〜8ヵ月」と長期間になることもしばしば。以下の表にて、「建て替え工事が含まれる場合の工程と期間目安」についても、実際に確認してみましょう。

 

工程 期間目安
引っ越し・解体・住宅建設業者探しと選定 2〜3ヵ月程度
解体工事 1ヵ月程度
新築工事〜引き渡し 4ヵ月程度
引っ越し 3日〜1週間

 

解体のみの場合と大きく違うのは、引っ越し・解体・住宅建設という「3つの業者を選ぶ」必要があることです。契約する業者が増える分、業者探しや選定など契約前の工程にも多くの時間がかかります。

 

建て替えを含む場合には、「引っ越し希望日の約1年前」から業者選びを始めなければならない点に注意してください。

 

 

スケジュール通りに進めたいなら家屋解体業者への委託がおすすめ

 

 

 

家の解体工事を依頼するうえでスケジュール通りに進めたいなら、家屋解体業者への直接依頼がおすすめです。

 

特に建て替えを含む場合には、ハウスメーカーや工務店など、ほかの業者にも解体を依頼できます。とはいえ、解体専門でない会社は専用の重機がそろっておらず、一般的なスケジュールよりも長くなる可能性があります。また工務店に依頼する場合には、下請けの解体業者とコミュニケーションを取る機会がなく、勝手なスケジュール変更が発生する可能性も。

 

一方で解体業者はさまざまな解体工事の実績があるため、予期せぬ解体工程が発生した場合にも柔軟に対応し、スケジュール変更を最小限に抑えることが可能です。

 

そのため解体スケジュール変更の可能性をなくすためにも、解体業者へ直接委託しましょう。

 

 

まとめ

 

家屋解体の全体スケジュールは「1〜3ヵ月」かかります

 

特に本契約前の解体業者選びには「1〜2週間」と、想像以上に時間をかける必要があります。また家の大きさや状況によって、解体施工中の期間が「1〜3週間」と大きく異なるため注意してください。

 

なお希望するスケジュール通りに進めたい場合には、「建築会社やリフォーム会社」など解体のプロではない業者に依頼するのではなく、解体に関する豊富な知識と高い技術力を有する「解体業者」がおすすめです。

 

東京都目黒区の株式会社上池解体興業(BOCCOS/ボッコス)では、東京都内を中心に関東エリアの解体工事をフルサポートしております。「木造住宅・空き家・ビル」などの解体工事を承っており、難しい解体工事の実績も十分です。また当社では丁寧なヒアリングを心掛けておりますので、初めての方でも安心してご利用いただけます。お見積もりは無料ですので、当社サイトからお気軽にお問い合わせください。

 

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