ビル解体はいくらかかる?費用相場・解体方法・期間を徹底解説 - 株式会社上池解体興業(ボッコス)

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ビル解体はいくらかかる?費用相場・解体方法・期間を徹底解説


ビル解体工事のアイキャッチ

 

老朽化や建て替えのために、所有しているビルを解体したいと考える方も多いでしょう。しかし、ビルの解体費用がどれくらいかかるのか分からない、どれくらいの期間で解体が終わるか分からない、と悩む方もいるはずです。

 

そこで本記事では、解体工事のプロである「株式会社上池解体興業」がビルの解体費用をわかりやすく解説します!

 

また、以下の情報をあわせて紹介しています。

 

  • ビル解体工事の費用内訳
  • 一般的なビルの解体方法
  • ビル解体工事にかかる期間

 

ビル解体の予算・スケジュールを計画するために、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

ビル解体にかかる費用はいくら?


ビル解体費用目安・単価

 

まずはビル解体工事にかかる費用を分かりやすくまとめました。

 

結論として、ビル解体工事は「構造」「規模」によって変化します。参考に坪単価と解体の目安費用を整理しているので、ぜひ参考にしてみてください。

 

鉄骨造(S造)のビル解体の費用相場


梁や柱といった骨組みを「鉄骨」で造った鉄骨造(S造)のビル解体は、1坪当たり3万5,000~5万円かかります。ビルの種類別で目安費用を整理しました。

 

小規模ビル

(平均約284m²=約86坪)

中規模ビル

(平均約745m²=約225坪)

大規模ビル

(平均約3,725m²=約1,127坪)

目安費用301~430万円787.5~1,125万円3,944.5~5,635万円

※ビルの坪数は「日本ビルヂング協会連合会」の調査を参考

 

鉄骨造(S造)は、ビルの種類の中でも廃材量が少なく、安く解体できるのが特徴です。鉄骨造(S造)は明治30年より日本に普及し出した構造であり、耐用年数が50〜60年に設定されているため、老朽化に悩むビルの多くが鉄骨造(S造)だと言えます。

 

鉄筋コンクリート造(RC造)のビル解体の費用相場


梁や柱といった骨組みを「鉄骨・コンクリート」で造った鉄筋コンクリート造(RC造)のビル解体は、1坪当たり4万~8万円かかります。ビルの種類別で目安費用を整理しました。

 

小規模ビル

(平均約284m²=約86坪)

中規模ビル

(平均約745m²=約225坪)

大規模ビル

(平均約3,725m²=約1,127坪)

目安費用344~688万円900~1,800万円4,508~9,016万円

※ビルの坪数は「日本ビルヂング協会連合会」の調査を参考

 

鉄筋コンクリート造(RC造)は、鉄骨とコンクリートが一体化しているのが特徴です。ビル建築当時の設計図・数量計算書がなければ、具体的な鉄骨本数が分かりにくいため解体費用が増減しやすい構造だと覚えておきましょう。

 

また、鉄筋コンクリート造(RC)は、大正12年より普及し始めました。耐用年数が47年に設定されているため、近年では老朽化に悩むビルが増えてきています。

 

鉄骨筋骨コンクリート造(SRC造)のビル解体の費用相場


梁や柱といった骨組みを「鉄骨・筋骨」で造った鉄骨筋骨造(SRC造)のビル解体は、1坪当たり4万5,000~9万円かかります。ビルの種類別で目安費用を整理しました。

 

小規模ビル

(平均約284m²=約86坪)

中規模ビル

(平均約745m²=約225坪)

大規模ビル

(平均約3,725m²=約1,127坪)

目安費用387~774万円1,012.5~2,025万円5,071.5~1億142万円

※ビルの坪数は「日本ビルヂング協会連合会」の調査を参考

 

鉄骨筋骨造(SRC造)は、耐久性の高さから高層ビルでよく利用される構造です。階層が高くなる分、費用が高額になりがちだと覚えておきましょう。

 

また、鉄骨筋骨造(SRC造)は大正1年あたりに普及し始め、耐用年数が47年です。鉄筋コンクリート造(RC造)と同様の時期に老朽化しやすい構造だと言えます。

 

ビル解体の費用内訳


ビル解体費用の内訳

 

前項で紹介した費用目安にかかる工事項目が気になる人も多いはずです。参考として、費用の内訳と作業内容を整理しました。

 

①仮設工事費


仮設工事費は、足場や仮囲いといった作業員が安全に解体を進めるための準備費用のことです。

 

ビルなどの高層の建物では、ほとんどのケースで足場を設置しなければなりません。解体時の粉じんや工事音が遠くまで響きやすいことから、仮囲いを設置し、防塵・防音対策を必ず実施します。

 

解体工事費用全体の約10~20%が仮設工事費として計上されます。

 

②解体工事費


解体工事費は、ビル解体のメイン費用です。重機の利用はもちろん、作業員の人件費等が解体工事費に含まれています。

 

後述する「一般的なビル解体方法」によって単価が変化しますが、おおよそ解体工事費の約30~40%を占めるのが特徴です。

 

③整地費用・廃棄物の処分費


整地費用・廃棄物の処分費は、解体後の作業にかかる費用です。

 

整地費用は、解体後の土地をキレイに均して、再度土地を利用できる状態まで戻します。整地する際には、殻やゴミ、使われていない管といった埋設物が埋まっていないか確認するのが特徴です。

 

また廃棄物の処分費用は、解体で発生したコンクリート・鉄筋(鉄骨)の殻の「受入れ地(処分場等)」まで移動する費用、そして受け入れにかかる費用がまとめて計上されます。各項目をトータルすると、ビル解体工事費用の約40~50%を占めるのが一般的です。

 

諸経費


諸経費は、ビル解体工事の手続きといった現場工事以外にかかる費用のことです。書類の準備はもちろん、申請書の費用などがまとまっています。

 

ただし、諸経費は依頼する解体業者によって細かい内容・金額が異なります。見積もり比較する際には、諸経費にどういった作業が含まれているのかチェックしておきましょう。

 

もしビル解体およびビルの内装解体をご希望なら、無料見積もりすぐに作成できる株式会社上池解体興業にご相談ください。解体方法の相談はもちろん、費用・期間の検討をサポートいたします。

 

一般的なビル解体方法


ビル解体工事方法

 

所有するビルが街中にある場合もあれば、広い土地の一部に建築されている場合もあるでしょう。人によって周辺状況が大きく変化するはずです。

 

ビルの状況によって解体方法が異なるほか、かかる費用が変化するかもしれません。参考として一般的な解体方法と適用条件を整理しました。ぜひ参考にしてみてください。

 

ブロック解体


ブロック解体とは、ビル解体の中でもっともスタンダードな解体方法です。

 

タワークレーンをビルの最上階に設置して、上層から順に解体していきます。騒音・振動が少ないことから、街中にあるビルの解体でも利用可能です。

 

タワークレーンを上層に設置できるビルであれば、条件を問わず利用しやすい解体方法だと言えます。

 

階上解体


階上解体とは、大型クレーンで重機を屋上まで吊り上げ、上層から少しずつ解体していく方法です。ビルが密集した街中で利用できる一般的な解体方法であり、道路部に大型クレーンを設置できれば、ほとんどのビルで適用できます。

 

ただし、重機をビルの上に乗せて作業するため、解体時におけるビルの崩落や重機の転倒に注意しなければなりません。老朽化が進むビルの場合、解体に合わせて仮設としての補強が必要になるかもしれません。

 

地上解体


地上解体とは、長いアームのついたハイリフト重機を地上に設置し、ビルを上層から解体していく工事のことです。ハイリフト重機にはカメラが取り付けてあるため、操縦者はカメラを確認しながらビルを解体していきます。

 

また地上から解体できるため、ビル倒壊や重機転倒の危険を回避できるのが特徴です。ただし、ハイリフト重機のアーム長に限界があるため、階層によっては適用できないビルもあると覚えておきましょう。

 

上部閉鎖式解体


上部閉鎖式解体は、ビルの上層まで移動できる閉鎖空間を作って、上層から解体していく工事のことです。安全にビルの上層まで移動できることから、主に高層ビルで適用されています。

 

ただし、ビル解体のために専用の閉鎖空間を作らなければなりません。ある程度広い土地がなければ、閉鎖空間を設けられない場合があります。

 

だるま落とし式解体


だるま落とし式解体は、一般的な上層からの解体と違い、下層からだるま落としのように解体する方法です。名前だけ聞くと危険なイメージがありますが、実際には柱を強固なジャッキで支えながらビルを下に下げていくため、安全な解体方法だと言われています。

 

下層から解体していくため、上層からの解体による粉じんや騒音のリスクを軽減できるのが魅力です。ただし、だるま落とし式解体に対応できる解体業者が限られることに注意しなければなりません。

 

ダイナマイトによる爆破解体


日本のビルでは利用されていませんが、海外ではダイナマイトによる爆破解体が実施されるケースもあります。爆破解体は文字通り火薬を使ってビルを爆発させて解体する方法です。

 

主にビルの下層部を爆発させて「ジェンガ」のように下に崩します。ただし、爆発の際に廃材等が遠くまで飛んでしまい事故につながった事例もあるようです。主に広い土地をもつ国で利用されている解体方法だと覚えておきましょう。

 

ビル解体にかかる期間


ビル解体工事の期間

 

急いでビルを解体しなければならないという方向けに、ビル解体にかかる期間を整理しました。

 

鉄骨造(S造)のビル解体期間


鉄骨造(S造)のビル解体にかかる期間は、おおよそ半月~1ヶ月程度だと言われています。ビルの規模や老朽化の状況によって解体期間が変化するため、最大値である1ヶ月を目安にしましょう。

 

鉄筋コンクリート造(RC造)のビル解体期間


鉄筋コンクリート造(RC造)のビル解体にかかる期間は、半月~3ヶ月程度です。小規模なビルなら1ヶ月以内に作業が完了しますが、鉄筋コンクリート造(RC造)が適用されている大規模なビルの場合には、2~3ヶ月必要になるケースもあります。

 

目安期間としては、小規模ビルで半月~1ヶ月、中規模ビルで1~2ヶ月、大規模ビルで2~3ヶ月かかるイメージです。

 

鉄骨筋骨コンクリート造(SRC造)のビル解体期間


鉄骨筋骨コンクリート造(SRC造)のビル解体にかかる期間は、1~3ヶ月程度です。強固な構造であるため、解体期間がかかりやすくなっています。

 

目安期間としては、小規模ビルで1ヶ月、中規模ビルで1~2ヶ月、大規模ビルで2~3ヶ月かかるイメージです。

 

詳しい解体工事期間を知りたい方は、ぜひ株式会社上池解体興業までご相談ください。ビルの状況を確認したのち、目安期間や解体費用を提示いたします。

 

ビル解体に関するよくある質問


ビル解体工事のよくある質問

 

ビル解体の疑問・不安解消のために、よくある質問を整理しました。ビル解体に悩む方がよく疑問に思う項目をまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

 

ビル解体の費用が高い理由とは?


ビル解体の費用が高くなるのは強度の高い「鉄骨」「鉄筋」「コンクリート」が使われているからです。作業時間に時間がかかる分だけ人件費が発生することはもちろん、一般の住宅と違い規模が大きくなるため、坪単価はもちろん目安費用も割高となります。

 

ビル解体の順番は?


ビル解体の順番を整理しました。

 

1.解体業者に相談・見積もり

2.現地確認

3.申請書類や届出の提出

4.ライフラインの停止

5.足場組立・養生

6.解体工事

7.廃棄物の処分

8.整地作業

9.現地確認

10.引き渡し&支払い

 

選定する業者によって、解体費用・期間が変わる場合もあります。ビル解体工事を検討しているなら、まずは複数の解体業者から見積もりを取得して比較検討を実施してください。

 

ビル解体まとめ


ビルの解体工事費用は、坪単価3.5〜5万円程度です。単価だけを見ると安く感じますが、日本のビル面積は小規模ビルで平均86坪なので、最低でも数百万円、大きくなると数千万~1億円程度の費用がかかります。

 

また、解体工事の方法は、建物や周辺状況に応じて変化します。選定された解体工事によって解体費用はもちろん解体期間も増減するので、まずは解体業者を比較することが重要です。もし業者の選び方が分からないとお悩みなら、無料見積もりやプランニングをワンストップ対応する専門業者に相談してみてください。

 

東京都目黒区の株式会社上池解体興業(ボッコス/BOCCOS)では、解体工事をフルサポートしております。東京都内を中心に関東地域において「空き家物件・木造家屋・マンション・ビル・店舗内装」などの解体工事を承っており、難しい解体工事の施工の実績も豊富です。また当社では丁寧なサービス対応や近所間のトラブル対策を心がけておりますので、初めての方でも安心してご利用いただけます。お見積もりは無料ですので、当社Webサイト上の「電話やメール」からお気軽にお問い合わせください。

 

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