解体工事で差し入れは必要?おすすめランキング・避けるべき物を紹介
外で休む暇もなく解体作業を進める業者。
「何か差し入れをすべき?」「いつ持っていくべきかわからない」
などと、差し入れについて悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、解体工事の差し入れの必要性やメリット、注意点について紹介します。また解体工事のプロである「株式会社上池解体興業」が解体業者へおすすめの差し入れランキング・避けるべきものもご説明しますので、参考にしてみてくださいね。
解体工事の差し入れはできる範囲でOK!
ひと昔前には「お茶だし」という文化があり、工事をしてくれる職人さんへ、お茶やお菓子を出して簡単におもてなしをするのが当たり前でした。
しかしながら、現在では感染対策の影響もあり、お茶出しの風習はなくなりつつあります。そのため解体業者への差し入れは、自分ができる範囲で大丈夫です。
また「差し入れをしなかったら雑に行われるかも」と不安に思っている方も多いと思いますが、差し入れがなくても職人さんの技術は変わらないため安心してくださいね。
差し入れは職人の皆さんへ感謝の気持ちを伝える一つの方法として、重く考えすぎず気軽に持って行くと良いでしょう。
解体工事中に差し入れを持っていくメリット3つ
解体工事中の差し入れは、施主側にもメリットがあります。それでは、施主側のメリットを解説していきます。
1.工事の進み具合を直接見ることができる
職人の方へ差し入れをする際は、解体工事現場に直接持っていくことになるため、工事の進み具合を直接見ることができるメリットがあります。
特にハウスメーカーなどに依頼し、下請けの解体業者が家の工事をする場合には、解体工事の進捗や状態を都度教えてもらえるわけではありません。そのため差し入れのついでに、自分の目で様子を確認できる良さがあります。
2.業者とコミュニケーションが取れる
差し入れの際には、職人と直接コミュニケーションができることも。そのため差し入れを通じて、職人さんの雰囲気や人柄を知ることができるメリットがあります。
印象的なお菓子を差し入れすれば、顔を覚えてもらえるきっかけにもなるため、解体業者と顔見知りになりたい場合には積極的に差し入れをすると良いでしょう。
3.近隣トラブルの確認ができる
業者へ差し入れをする際には、解体工事中に「何か近所からクレームはなかったか」「隣家の外壁に傷をつけるようなことはなかったか」など、近隣住民とのトラブルの有無を直接業者に確認を取れるメリットもあります。
クレームに迅速に対応するためにも差し入れを通じて、大きな近所トラブルや問題が発生していないかどうかをさりげなく確認すると良いでしょう。
解体工事におすすめの差し入れランキング
ここでは「解体工事におすすめの差し入れランキング」について、1〜7位まで順番に紹介します!
夏と冬別に喜ばれる差し入れやポイントをまとめたので、差し入れを準備する際に活用してくださいね。
1位.お茶・水
飲料水のなかでも、好き嫌いが分かれることなくもっとも無難な差し入れがお茶と水です。季節に合わせて夏は冷たいお茶、冬には温かいお茶を差し入れすると喜ばれるでしょう。
また、夏場には冷えたまま飲めるように「クーラーボックス」を用意し、冬場には「ポット」も一緒に渡すとより親切です。
2位.スポーツドリンク・エナジードリンク・コーヒー
冷たいスポーツドリンクやエナジードリンクは、夏場の暑い時期の差し入れにおすすめです。特に、エナジードリンクは若い職人さんから人気があります。
またお茶や水と同様に、人気が高い飲み物はコーヒーです。温冷どちらのコーヒーもあるため、季節を選ばない良さがあります。
夏におすすめのドリンク | 冬におすすめのドリンク |
・ポカリスエット ・レッドブル ・アイスコーヒー ・果物系のジュース | ・ホットの缶コーヒー ・ティーパックのホットティー ・ココア ・ホットミルク |
3位.個別包装のお菓子
個別包装のクッキーやあめ、チョコなどのお菓子は、工事中のデザートにおすすめです。
個別包装であれば、ひと口で食べ切れるものが多く、短い休憩のなかでも食べやすいからです。
夏におすすめの個別包装のお菓子 | 冬におすすめの個別包装のお菓子 |
・塩・梅干し系のあめ ・うまい棒 ・ハッピーターン | ・パイの実 ・雪の宿 |
4位.カロリーメイトなどの栄養調整食品
解体工事は体力を使う作業であるため、カロリーメイトや1本満足バーなどの簡単に栄養を補給できる食べ物も人気があります。
また栄養調整食品は、シリアルやバータイプのものが多く個別包装のチョコ系のお菓子とは異なり、夏場の暑さで溶ける心配がない良さもあります。
特に酷暑日の作業が続く場合には、栄養をとりつつ身体を冷やすことができる「ビタミンゼリーやマルチビタミンなどのゼリー飲料」がおすすめです。
5位.コンビニのホットスナック
コンビニのホットスナックも、満足感が高く喜ばれる食べ物です。ホットスナックを差し入れするタイミングは、お弁当を食べる時間にあたる「お昼休み」がおすすめです。
特に秋・冬は温かい食べ物が美味しく感じる時期なので、近くにコンビニがある場合にはできたてのものを差し入れすると喜んでもらえます。
夏におすすめのホットスナック | 冬におすすめのホットスナック |
・からあげ棒 ・フライドポテト ・フランクフルト | ・肉まん ・ピザまん ・コロッケ |
6位.ビールなどのアルコール類
解体工事の終わり間際の差し入れには、ビールや酎ハイなどのアルコール類もおすすめです。ただしお酒が苦手な人や体質的に飲めない人もいるため、お酒を渡す場合には「ノンアルコール飲料」も一緒に用意しておくと安心です。
好みがわからない場合には、キリンやサッポロなど定番のビールを選ぶと良いでしょう。また季節限定のお酒は、職人さんとの話題のタネにおすすめです。
7位.汗拭きシートやカイロなどのグッズ
食べ物や飲み物以外で差し入れをしたい場合には、グッズ系がおすすめです。解体工事は外作業であるため、天気や気温の影響を受けやすく、夏場の暑さ・冬場の寒さをしのげるグッズを差し入れすると喜ばれます。
夏におすすめのグッズ | 冬におすすめのグッズ |
・冷えピタ ・汗拭きシート ・冷却スプレー ・瞬間冷却パック | ・カイロ ・発熱マスク |
解体工事におすすめできない差し入れ
外で仕事を行う解体現場では、喜ばれない差し入れもあります。それでは、どのような差し入れは解体現場に持っていくべきではないのかを解説していきます。
果物
果物は生ものであるため傷みやすく、解体工事の差し入れとしてはあまりおすすめできません。
どうしても果物を持っていきたい場合には、ミカンやバナナなど包丁がなくても食べることができて、常温でも傷みにくいものがおすすめです。
ケーキやアイスクリーム
甘い食べ物のなかでもケーキは、食べ終わるまでに時間がかかってしまうためおすすめできません。
また夏場の差し入れでは、アイスクリームも持っていくのはやめておきましょう。差し入れをしてからすぐに食べてもらえないケースもあるため、暑さで溶けてしまう可能性が高いからです。
小分けできないお菓子
お菓子のなかでもポテトチップスやじゃがりこなど、小分けできないお菓子は避けるべきです。大袋のお菓子は一度開けてしまうと、最後まで食べ切る必要があるからです。
どうしても大袋のお菓子を渡したい場合には、チャックがついているタイプを選ぶと良いでしょう。
高級なお菓子・アルコール
高級なお菓子やアルコールは、業者の気持ち的に負担になるという意味でおすすめできません。例えば、百貨店のデパ地下で買うような羊羹やワインなど、ひと目で高価だとわかるものはもらう側も気が引けてしまうため避けるようにしましょう。
気を使わせることなく受け取ってもらうためにも、スーパーやコンビニなどどこでも買えるお菓子や飲み物を渡すことをおすすめします。
お弁当・手作りのご飯
お弁当やおにぎりなどの手作りのご飯も、おすすめできません。職人さんは自分たちでお弁当を持参したり、仕出し弁当を頼んだりしているので、ご飯系の差し入れはかえって負担になってしまいます。
そのため解体工事での差し入れは、お菓子やカロリーメイトなどの小腹に入れやすいものにしましょう。
【いつ持って行くべき?】解体工事中のスケジュールをチェック
差し入れの頻度を考える際には、事前に解体工事のスケジュールを確認しておくと良いでしょう。以下の表にて、一般的な木造住宅の解体工事期間中の工程とかかる日数目安をまとめたので、参考にしてみてくださいね。
解体工事の工程 | 日数目安 |
足場設置と養生 | 1日 |
屋根解体 | 1~2日 |
内装解体 | 3日 |
建物本体の解体 | 3~7日 |
基礎の撤去作業 | 2日 |
産業廃棄物の処理 | 1日 |
土地の整地と清掃 | 1日 |
木造住宅の場合には上記の流れで進み、「1~2週間程度」で解体がひと通り完了します。そのため毎日差し入れを持っていくつもりの方は、2週間程度持つ量を事前に買っておくと安心です。
またRC造やS造の解体工事では、「1ヵ月以上」かかる場合もあります。そのためお金や時間の負担を軽くするうえでは、「足場設置と養生工程」の工事が開始されるタイミングで1回だけ挨拶のついでに持っていくなど、単発で渡すことをおすすめします。
スケジュールは解体工事の内容によって前後するので、事前に差し入れしたいタイミングを伝えておくと安心です。
解体業者に差し入れをする時の注意点5つ
ここでは「解体工事中に差し入れをするときの注意点」を5つ紹介します。善意での差し入れが迷惑行為とならないように、それぞれチェックしておきましょう。
1.差し入れをしても良いか事前に確認する
差し入れをする前に、そもそも差し入れをしても良いか事前に確認しておきましょう。解体業者のなかには、差し入れを断っている業者もいるからです。
ハウスメーカーなどの元請けがいる場合には、元請けに確認し、直接業者と契約する場合にはホームページを確認しておくことをおすすめします。気持ちよく受け取ってもらうためにも、差し入れに関する最低限のルールは守るようにしましょう。
2.業者の人数を把握しておく
差し入れをする前には、事前に業者の人数を把握しておくと良いでしょう。人数の把握が大切な理由は、職人の人数に対して飲料水の数が足りないと、業者側で譲り合いが発生し迷惑をかけてしまうからです。
そのため人数分きっちり用意するのではなく、少し多めに渡しておくと安心です。
3.持って行く時間帯に注意する
差し入れは内容だけでなく、渡す時間も大切です。解体工事業者に渡す場合には、「休憩時間の直前・終了前」がおすすめ。基本的に解体業者の休憩時間は、以下の3回です。
- 10:00〜10:30
- 12:00〜13:00
- 15:00〜15:30
特に夏場で冷たいものや溶けやすいものを渡す場合には、10時や15時からの休憩に合わせて持っていくと良いでしょう。ただし業者によって休憩時間が異なる場合があるため、事前に相談しておくと安心です。
4.話し込みすぎない
差し入れをするついでに、業者とのコミュニケーションを取りたい気持ちはわかりますが、話し込みすぎないように注意しましょう。特に昼休み休憩は、疲れをとるために寝て過ごす職人さんも多く、話し込みすぎると嫌がられてしまうことも。
そのため差し入れを渡したら、なるべくすぐに帰るようにしましょう。
5.ゴミ箱やクーラーボックスを用意する
解体工事での差し入れは、ちょっとした心遣いでさらに喜んでもらえます。
例えば、お菓子やペットボトルを捨てられる「ゴミ箱」や、顔や手をふける「おしぼり」を差し入れと一緒に用意することをおすすめします。
せっかく差し入れをするのであれば、相手に喜んでもらえるように工夫すると良いでしょう。
解体工事のことなら解体のプロにお任せ!
自宅やブロック塀などの工作物の解体工事は、「解体のプロ」に任せましょう。
もちろん、不動産会社などの他業者にも依頼は可能です。とはいえ新築建て替えの際に解体が専門ではない業者に解体を任せると、工事に関する疑問に答えてもらえないデメリットがあります。
一方で解体業者は実際に解体工事を施工しているため、施主の疑問や見積もりに対してもしっかりと対応してくれます。解体工事を依頼する際は、複数の業者を比較したうえで、もっとも信頼できる業者を選びましょう。
関連記事:家の解体業者の損しない選び方!トラブルを避ける方法も解説
まとめ
解体工事の差し入れは絶対的に行わなければならないものではなく、無理してまで渡す必要はありません。感謝を伝える一つの方法として、できる範囲で持っていくと良いでしょう。
また解体工事を安全かつスムーズに進めてもらううえでは、解体に関する経験と知識が豊富な「解体業者」への直接委託がおすすめです。
東京都目黒区の株式会社上池解体興業(BOCCOS/ボッコス)では、解体工事をフルサポートしております。東京都内を中心に関東地域において「空き家物件・木造家屋・マンション・ビル・店舗内装」などの解体工事を承っており、難しい解体工事の施工の実績も豊富です。また当社では丁寧なサービス対応や近所間のトラブル対策を心がけておりますので、初めての方でも安心してご利用いただけます。お見積もりは無料ですので、当社Webサイト上の「電話やメール」からお気軽にお問い合わせください。
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